SUPER12/スーパー12

SUPER12/スーパー12とは

南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリアのワールドラグビーを代表する南半球3ヶ国から計12のクラブチームが戦う、世界最高峰のラグビーリーグです。現在はスーパー14へと姿を変えています。

元々はオーストラリアとニュージーランドを中心としてラグビーリーグに対抗するために作られた大会でしたが、プロ化の流れの中で何度も形を変えながら「世界で最も攻撃的でエキサイティングなラグビーリーグ」を標榜して発展してきました。

チーム

途中、南アフリカ内部での紛争から一部入替はありますが、2005年時点での12チームは以下の通りです。

南アフリカ

ブルズ
シャークス
ストーマーズ
キャッツ

ニュージーランド

ブルース
チーフス
ハリケーンズ
クルセイダーズ
ハイランダーズ

オーストラリア

ワラタス
ブランビーズ
レッズ

南アフリカのキャッツは、後にライオンズへ名前を変えました。

スーパー6

スーパー12は遡れば、1986年から1990年にかけて開催された「サウスパシフィック・チャンピオンシップ」に端を発します。これは豪州のニューサウスウェールズラグビー協会がラグビーリーグに対向するため、ニューサウスウェールズ(現在のワラタス)とクインズランド(現在のレッズ)の対戦相手を招待して始まったのがきっかけでした。

ここへは隣のニュージーランドからカンタベリー(現在のクルセイダース)、オークランド(現在のブルース)、ウェリントン(現在のハリケーンズ)、そしてフィジーが招かれています。

大会はオークランドの5連覇(1987年のみカンタベリーと同時優勝)でいったんの終わりを告げ、1992年よりスーパー6として再開されます。この時の優勝はクインズランドでした。

スーパー10

1992年に南アフリカの悪名高き人種隔離政策・アパルトヘイトが終焉したのに伴ない、1993年にはスーパー6は僅か1年で形を変え、国際舞台へ復帰を果たした南アフリカを含めたスーパー10へと再構築されます。

大きな変革に伴なう論争の末、参加は以下の10チームに決まります。

ニュージーランド

  • オークランド (現在のブルース)
  • ノースハーバー (現在のブルースに統合)
  • ワイカト (現在のチーフス)
  • オタゴ (現在のハイランダーズ)

南アフリカ

  • ナタル・シャークス (現在のシャークス)
  • トランスヴァール・アンド・ノーザントランスヴァール (現在のライオンズとブルズ)

オーストラリア

  • クインズランド (現在のレッズ)
  • ニューサウスウェールズ (現在のワラタス)

西サモア

  • 西サモア (現在のサモア:スーパー14には参加していない)

スーパー10は1993年から1995年までの3シーズンが行われ、初回は南アフリカのトランスヴァールが優勝。続く2回は、オーストラリアのクインズランドが連覇しています。

スーパー12時代へ

そして1995年、第3回ワールドカップの成功を受けてラグビーはプロフェッショナル時代へ突入します。新たな時代に対応すべく、ここまで3回のワールドカップ優勝を分け合っている南半球の王者、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカの3ヶ国はSANZARという共同体を結成しました。それにあわせてスーパー10もスーパー12へと再構築されました。

これまでのアマチュアスポーツ時代と異なり、新たなリーグではニュースコープと10年で5憶5500万ドルにもおよぶテレビ放映権の契約が結ばれるなど、華々しく生まれ変わります。一般に、これ以降のリーグを指して「スーパーラグビー」という呼称も使われています。

この後、リーグは更に拡大を続けて10年契約の切れる2006年にはスーパー14へ、そして2011年には更にスーパー15へと進化していくことになります。